慶祝行事で必要な「熨斗」は、どこで売っているのでしょうか。
今回は、「熨斗」の販売場所についてわかりやすく解説します。
「熨斗」について簡単に説明
「熨斗」は、のしと読みます。
お祝いごとがあると箱に熨斗紙をつけて贈り物を用意したり、お金を熨斗袋に包んだりします。
熨斗紙や熨斗袋の右上に描かれている、縦長の六角形のマークが「熨斗」です。
古くから日本では、祝儀に貝の鮑(アワビ)の身をうすく剥いで干した、熨斗鮑を添えていました。
熨斗鮑は滋養の高い保存食のため長寿の証でもあり、『長く続きますように』という意味も込められています。
「熨斗」が路面店で売っている場所や買える場所
- スーパー
- 100円ショップ
- ホームセンター
- ドラッグストア
- 雑貨専門店
- インターネット通販
「熨斗」路面店で売っている場所や買える場所について詳しく
慶事を聞いて、急に「熨斗」が必要になることも多いでしょう。
「熨斗」は、さまざまな路面店で購入できます。
イトーヨーカドーやイオンなどのスーパーでは、文房具コーナーで各種サイズの熨斗紙とデザイン性のある熨斗袋を発売中です。
ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100円ショップではA4サイズとB5サイズの熨斗紙とシンプルな熨斗袋があります。
ビバホームやナフコなどのホームセンターでは、文房具コーナーになければ事務用品の封筒コーナーを見てみましょう。
東急ハンズなどの、雑貨専門店でも売っています。
「熨斗」を選ぶ時の注意点
「熨斗」を選ぶ時の注意点は、2つあります。
1つ目は、弔事では「熨斗」は使用しないことです。
葬儀や法事では、肉や魚介類などの生臭いものを贈る風習はありません。
熨斗鮑を添えることもないのです。
お悔みごとでは、「熨斗」が描かれていないかけ紙や香典袋(不祝儀袋)を使います。
2つ目は、「熨斗」とともに印刷されている水引の結び方です。
水引の端が上を向いている『あわじ結び』と『結び切り』は二度とくり返さないようにという願いがこめられており、お見舞いや結婚時に使われます。
水引の端が下を向いている『花結び(蝶結び)』は、出産やお中元・お歳暮など何度もくり返してもよいお祝いごとに使います。
水引の結び方を間違えると失礼にあたるので、注意が必要です。
通販での取り扱い
「熨斗」を取り扱うお店が近くにない、売り切れているという場合、確実に手に入れたい場合はAmazonや楽天市場などの通販を利用するのがおすすめです。
「熨斗」の口コミや価格など、ぜひ詳細をチェックしてみましょう。